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- 6月7日、待ちにまったフジコさんのコンサートに行ってきました。
- ショパンのエチュードやドビュッシー、リストのカンパネラなど、普段よく耳にする音楽のはずが、、、
全く別の世界に連れて行ってもらった感じです。 - レガートの概念を根底から覆されるような、なめらかなメロディ、そしてトロリととろける美しい和音に呆然としてしまいました。
- 革命のエチュードは「戦い」みたいなイメージがあって、あまり弾きたいと思ったことがなかったのですが、哀愁をおびた、せつなさを感じるような世界観に吸い込まれ、どの曲のどんなメロディも和音も、フジコさんの手で一つ一つ丁寧に色付けされた絵画を見ているような感覚を覚えました。
- 紋付の着物をリメイクした衣装や、短いでしたがユーモア溢れるMCなど、人としての魅力も素晴らしいです。
- 弾いたことのある曲をもう一度、一から見直ししたいと思いました。
ピアノを弾く、そして誰かに聴いてもらいたい、伝えたい、という気持ちを強く思い出させてもらえた瞬間でした。 - 暖かく優しさに満ちた空気がホールの隅々まで響き渡っていて、心から喜びを感じられたことに、胸が熱くなりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
このアルバムも好きでよく聴いていますが、やっぱり生演奏の感動は格別です。。。