ドレミでわらべうた

手づくり音符カード。
「もういいかい」と「あそぼ」。
誰に教わったわけでもなく、日本の皆さんなら小さい頃に口ずさんだことのあるメロディかと思います。
身近で聴き覚えのあるメロディをドレミに置き換えていくトレーニングは、効果抜群。
「もういいかい」では「どーみーれ」。「どーみ」は三度の音程。「みーれ」は二度の音程。
次の音への音程を常に感じ取りながら歌うことはとても大切なことで、相対音感を身に着けるとともに、表現力にもつながっていきます。
さらに、「もういいかい」では「どーみーれ」の3つの音符を同時に覚えることができるという効果もあります。

読譜は単音ではなく、単語のようにイメージできるものを使用した方が効率的です。
そして歌うときに大切なポイントは必ず、最初の音をチューナーなどで確認してから歌うこと。
これを続けることで小さい時期なら自然と絶対音感が身につく生徒さんもいらっしゃいます。
絶対音感は相対音感とセットで身に着けてこそ、演奏に役立てることができるのです。
最相葉月さんの著書、『絶対音感』にも興味深いことが書かれていて、世界的なヴァイオリニストの五嶋みどりさんも小さいころ、お母様が最初の音を確認してから毎晩子守唄を唄ってくれたそうです。
最近ではスマホアプリで、いつでもどこでも音の高さを確認できるので便利ですね。
私は「Pocket Pitch」というアプリを使っています。
いつでも、どこでも簡単にできるトレーニング、ぜひお試しあれ!

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