フジ子・ヘミングの本

「魂のことば」
苦労を重ねてきたからこそ出てくる説得力のある一言一言に、感動、とういうより感謝の気持ちでいっぱいになりました。
辛いことがあっても希望を捨てずに、愛とユーモアを持って生きていく。そんな生き方が演奏に反映されるのだと思いました。
フジ子さんの人生に比べたら自分の人生経験などまだまだ薄っぺらいものかもしれないけれど、紆余曲折あって、一時期ピアノをやめていた時があったので、「ピアノには人生すべてが投影される。」という内容に、とても共感しました。
装丁も美しく、インテリアの一部にしたくなります。心の底からものを見ている人にしか描けない絵、という印象をもちました。
来年のすみだトリフォニーのコンサートが楽しみです。

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